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東京マラソン2020に参加予定だったランナー数、年齢分布図、最高年齢、地域分布図、外国人参加者数と出身国、予想タイム(申告タイム)のデータです。「東京マラソン2020オフィシャルプログラム」より抜粋しております。
東京マラソン2020は、コロナウイルスの影響で一般参加は中止になりましたが、どんなランナーが参加する予定だったか見てみましょう。
参加者数の推移
東京マラソン2020は、コロナウイルスのためエリート選手179人の出場となりましたが、近年は35,000~37,000人の規模で開催されています。第一回2007年大会の時は26,000人規模でしたが、第十三回2019年大会では37,000人まで拡大されています。
年齢分布図
こちらが東京マラソン2020に参加予定だった一般ランナーの年齢分布図です。毎年、40代、50代、30代の順番で参加者が多く、東京マラソンを走る80%以上をこの3世代が占めています。
ちなみに東京マラソン2019の年齢分布は、16~19歳が0.1%、20~29歳8.4%、30~39歳22.4%、40~49歳33.3%、50~59歳26.3%、60~69歳8.0%、70~79歳1.3%、80歳以上0.1%です。2019も2020もほぼ同じ年齢分布になっています。
最高年齢(国内・海外)
東京マラソン2019の最高年齢も80代でした。(海外の女性一般ランナーは79歳)自分が80歳の時に「歩けているのか、42kmも走れるのか?」と考えてしまいます。80歳で走れるって、ものすごく幸せな事ですね。
地域分布図
日帰りも可能な関東圏のランナーが71.8%を占めています。東京マラソン2019もほぼ同じ地域分布図(%)でした。
外国人参加者数と主な国
東京マラソン2019では、アメリカ1,190人、台湾1,134人、中国1,131人、香港653人、イギリス507人、タイ428人、カナダ235人、インドネシア232人、オーストラリア232人でした。東京マラソン2020では多くのアメリカ人が来日する予定だったみたいです。
アメリカで4月に開催予定でしたボストンマラソンは、コロナウイルスのため延期を決定してますが、参加料の追加はありません。
東京マラソンは参加料を再度支払わないと次回参加出来ないので(出走権は移行されます)、アメリカ人は、東京マラソン2020の対応に納得いかないのではないでしょうか。
予想タイム(申告タイム)分布図
東京マラソンの予想タイム(申告タイム)の分布図(%)です。マラソンが初めてな方は、東京マラソン2018の平均タイムを参考にして申告して下さい。男性の平均タイムは4時間34分21秒、女性は4時間59分54秒でした。日本人完走者28,360人(男性22,415人・女性5,945人)の結果です。
これは大迫傑のようなエリート選手や何度もマラソンを走ってる方も含めた平均タイムです。初マラソンの方が、この平均タイムを出すのはかなり難しいと思います。間違っても3時間台とかで申告しないで下さい。
完走率の推移
※ 2020はコロナウイルスのため、エリート選手のみの出場
東京マラソンは、制限時間が長くコースも平坦などの理由で、毎年96%前後の完走率です。初心者でも難易度は低く、東京マラソンは練習なしでも完走できる可能性もあります。
まとめ
東京マラソン2020のデータを2019のデータと比べながら記事を書いています。まとめておきますと、参加者数はここ数年36,000人前後、参加者の82%は30代~50代である、国内の最高年齢参加者は男性85歳で女性は84歳、71.8%が関東圏のランナー、外国人の中ではアメリカ人の参加者が1,803人で一番多く、東京マラソンの完走率は96%前後で毎年推移している、などとなっています。詳しくは記事内をご覧下さい。