⏳ 4~5分の記事です。
東京マラソンは、チャリティーエントリー、プレミアムエントリー、都民エントリー、一般エントリーの4つエントリー方法で行われ、今後は連続落選者エントリー、年代別基準タイム優先エントリーといった2つのエントリー方法が追加される予定です。
なかなか当選しない東京マラソンの全エントリー方法6つを詳しくまとめておきます。出来るだけたくさんエントリーして、当選確率をアップさせましょう。
東京マラソン2020のエントリーは4つありました。
引用元: 東京マラソン エントリースケジュール ※ 今は引用元は削除されました
チャリティエントリー
東京マラソン2020は7/2(火)からエントリー開始となりました。チャリティエントリーは3種類あります。①個人チャリティ(先着順3,700名) ②クラウドファンディング(寄付金額順300名)③アクティブチャリティ(先着順1,000名 ※法人を含む)の3つです。ほとんどの方は、①の個人チャリティだと思いますが、お金に余裕がある方は②と③でもエントリー可能です。
個人チャリティ(先着順)
チャリティエントリーを考える方のほとんどが、この個人チャリティになると思います。毎年7月の上旬にエントリーが始まりますが、東京マラソン2019は4日後、東京マラソン2020は4時間30分で定員に達しています。絶対に来年こそは東京マラソンを走る!という方は、個人チャリティでエントリーするのが最良です。
参加料は税込みで116,200円(寄付金10万円+参加料16,200円)です。ほとんどの日本人は高い!と感じると思いますが、寄付金控除を受ければ最大50%税額減少の可能性がある事、地方のマラソン大会に参加したら交通費や宿泊費などで10万円ぐらいかかる場合もある事、など考えると、都民であればそれほど高くないと思います。
ロンドンマラソンの寄付金は20万円以上、ニューヨークシティも25万円以上なので、世界的に見ても東京マラソンの寄付金10万円は格安なのです。日本人は「寄付」という習慣や認識がないので高いと感じるのは当然ですが。
クラウドファンディング(寄付金額順)
馴染みがない方も多いと思う「クラウドファンディング」。一言で言いますと、「お気に入りの寄付団体のために寄付金を集めて、一番多く集めた方から上位300名に東京マラソンの参加権(参加料は別途)をあげます。最低10万円以上集めて下さい、自分で全部寄付してもOKです」・・・こんな感じです。
引用元: 東京マラソン・クラウドファンディング ※ 今は引用元は削除されました
アクティブチャリティ(先着順)
一言で言いますと、「寄付金が10万円の個人チャリティより高いけど、東京マラソンの参加権(参加料は別途)を差し上げます」・・・って感じです。東京マラソン2020は、このアクティブチャリティを募集したのが26団体ですが、ほとんどの団体が20万円の寄付金です。つまり、寄付金20万円+参加料16,200円=21万6,200円という事ですね。
プレミアムメンバーエントリー
東京マラソン2020のプレミアムメンバーエントリーは、7/2(火)から開始しました。抽選日は8/7(水)でした。一言で言いますと、「ONE TOKYO」というランニング関連のサイトの有料会員(年会費4,400円)になれば、東京マラソンのプレミアムメンバーエントリーが可能で、東京マラソン出場権3,000名分(参加料は別途)が抽選で当たります。
東京マラソン2020の一般エントリーの抽選倍率は11倍、このプレミアムメンバーエントリーは8倍でした。抽選倍率はやや低くなりますし、1回多く抽選を受けられると考えると良いですね。プレミアムメンバーエントリーで落選すると、都民エントリーへ、また落選したら一般エントリーの抽選に回してくれます。
個人的には、一番のメリットは「ペアエントリー」がある事かなと思います。一人では参加したくないという方は、このペアエントリーが良いです。私ごとですが、初めて参加した東京マラソン2019はこのペアエントリーで当選しています。
都民エントリー
東京マラソン2020の都民エントリーは、7/22(月)から開始となりました。抽選日は9/2(月)でした。東京マラソン2020から新たに導入された「都民エントリー」。たった1,000人なので抽選倍率も32倍だったようです。倍率からすれば、3,000人の枠を都民にあげても良いのでは?と思います。都民エントリーで落選すると、自動的に一般エントリーへ回ります。
一般エントリー
東京マラソン2020の一般エントリーは、8/1(木)から開始となりました。抽選日は9/20(金)でした。東京マラソンエントリーの基本が、この「一般エントリー」です。東京マラソン2020の抽選倍率は11倍と前年の12倍を下回りました。初めて抽選倍率が下がりましたが、それでも10倍以上なので、なかなか当選しないですよね。
ですが、一般エントリーを落選しても、二次抽選へ回る事があります。条件は「ONE TOKYO」の有料会員(年会費4,400円)である事」です。
つまり、プレミアムメンバーエントリーで落選し、(都民なら都民エントリーでも落選)、一般エントリーでも落選した方が対象です。東京マラソン2020も二次抽選が行われています。10/18に告知で抽選は11月下旬だった模様。
連続落選者エントリー
2023年大会から3年連続で落選した方のための「3年連続落選枠エントリー」というのが新設されますが、詳細は2022年の春ごろに発表される予定です。果たして何人枠となるか注目です。詳細が出ましたら、こちらの記事で更新します。新たに設けるのは「連続落選者枠」で、23年大会から導入。会員制度の登録者のうち、20年大会以降の参加抽選で3回以上続けて落選した人を対象に抽選する。定員は千人から3千人程度。
引用元: 連続落選者枠
年代別基準タイム優先エントリー
年齢別に基準タイムを設けて、そのタイムをクリアした方に優先的にエントリーできるようにするシステムです。すでに神戸マラソン、大阪マラソン、ボストンマラソン、ニューヨークシティマラソンなどで導入されていますが、東京マラソンでも導入予定です。東京マラソン
どんな基準タイムで、いつからなのか、まだ不明です。私の推測では、かなり高レベルなタイムが設定されそうです。ですが、私はそれでよいと思います。同年代でずば抜けたタイムの方は、日本の最高の舞台「東京マラソン」に参加すべきだからです。年代別の基準記録に応じた優先枠も設ける。導入時期などの詳細は検討する。
引用元: 年代別の優先枠-日経新聞より
参考までに、神戸マラソン、大阪マラソン、ボストンマラソン、ニューヨークシティマラソンの年代別の基準タイムを掲載しておきます。
神戸マラソン
神戸マラソンの年代別基準タイム優先エントリー引用元: 神戸マラソン年代別の基準タイム
大阪マラソン
大阪マラソンの年代別基準タイム優先エントリー引用元: 大阪マラソン年代別基準タイム
ボストンマラソン
ボストンマラソンの年代別基準タイム優先エントリー(qualifying standard)ニューヨークシティマラソン
ニューヨークシティマラソンの年代別基準タイム優先エントリー(Time-Qualifying)まとめ
東京マラソンの全エントリー、①チャリティーエントリー、②プレミアムエントリー、③都民エントリー、④一般エントリー、⑤連続落選者エントリー、⑥年代別基準タイム優先エントリーについてまとめました。⑤連続落選者エントリー、⑥年代別基準タイム優先エントリーは、これから導入されるエントリーですが、すでにアウトラインが決まってるようなので分かる範囲で書いてます。
東京マラソン2020では、①チャリティーエントリーは4時間30分で先着定員、②プレミアムエントリーは抽選倍率8倍、③都民エントリーは32倍、④一般エントリーは11倍でした。出来るだけ多くエントリーして当選を目指すしかないですね。頑張りましょう。