⏳ 約7分の記事です。
3月の第一日曜日に開催される東京マラソン。その前哨戦として、いつどのレースを選択していくのか・・・4か月前にあたる10月下旬から2月下旬開催の関東圏のレース(全30大会)に絞ってまとめます。
走れる本数や種類は人それぞれ・・・レース間隔を保ち、無理せずに、怪我しないように、いくつか選択して頂ければ幸いです。
レース間隔
【ハーフ】
ハーフマラソンの場合は、ある程度全力で走った1週間後に次ぎのハーフというのは「あり」ですが、2週間以上空けて次のレース(ハーフ又はフル)を入れる方が多いです。後程出てきますが、1月は「ハイテクハーフ」「東京・赤羽マラソン」「新宿シティハーフ」という3つのハーフマラソンが連続してますが、こういった期間でも走って2本までかなと思います。
新宿シティハーフが開催される1月下旬は、勝田全国マラソン(フル)もあるので、どのレースを選択する(組合わせる)か迷う時期でもあります。
勝田全国マラソンを走らないのであれば、毎週ハーフマラソンを走るのも「あり」かもしれませんが、怪我をしないように注意して下さい。
【フル】
フルマラソンのレース間隔は個人差が大きいです。ある程度全力で走ったフルマラソンの3週間後に、もう一本フルマラソンを走るのはOKですが、出来れば5週間以上空けないと両レースとも自己ベスト更新というのは難しいかもしれません。やはり疲労が残ります。
私も3週間の休息後に2本目を走ったことがありますが、1本目は30kmまではレースの目標ペースで走り、その後はスピードを落として3週間後に備えました。どんなタフな方でも、2レースとも全力という訳にはいかないかなと思います。
フルからフルのレース間隔については千差万別ですが、11月下旬~12月上旬に1本そして3月上旬の東京マラソン1本という具合に2レースに絞る方が多いです。多い方でも1シーズン(10月下旬~3月上旬までの4か月)で3本という方が大半だと思います。
【私のレース間隔】
毎年違いますが、私はいつどのレースを選ぶかと言うと・・・【10月】:アクアライン42km or 水戸黄門42km or 手賀沼21km or タートル国際21km
【11月】:横浜42km or ぐんま42km or つくば42km or 江東ハーフ21km or 世田谷246 21km or 小江戸川越21km or 上尾シティ21km
【12月】:湘南国際42km or MINATOシティ21km or 千葉マリン21km or 足立フレンドリー21km
【1月】:ハイテクハーフ21km or 東京赤羽21km or 新宿シティ21km or 勝田全国42km
【2月】:神奈川21km or 荒川や多摩川の河川敷レース 30kmまたは21km
【3月】:東京マラソン42km 落選したら ⇨ 板橋シティ42km
<暑い夏>
【6月】:稚内42km(北海道)
【7月】:ゴールドコースト(オーストラリア)
【9月】:ベルリン(ドイツ)、網走42km(北海道)
各レースの詳細を記載しておきます。
10月
【ハーフ】
タートル国際(足立区)
東京都足立区北千住駅から徒歩10分、荒川河川敷で開催される8,000人規模の日本陸連公認大会です。シーズンに入ってすぐに開催されるという事で、力試しで参加する方が多いです。コースはフラットで走りやすいです。タートルマラソン国際大会(足立区)公式ページ
手賀沼エコマラソン(千葉県)
大会規模が1万人以上で都内からも日帰り可能な日本陸連公認大会。私も走ったことがありますが、トイレも十分あり運営もしっかりしています。キッチンカーなどの屋台グルメも30店舗ほど出店してました。手賀沼エコマラソン(千葉県)公式ページ
【フル】
千葉アクアライン(千葉県)
千葉県木更津市を会場とする千葉アクアラインマラソン。2年に1度の開催という事もあり、毎年定員を超える応募(1.2~1.5倍)があります。日本陸連非公認コースですが、海を見ながら走るアクアラインは特別な経験です。千葉アクアラインマラソン(千葉県)公式ページ
水戸黄門マラソン(茨城県)
都内からも日帰りで参加できる日本陸連公認大会です。朝9時スタートですが、水戸駅から徒歩10分ほどなので電車で行っても間に合います。12,000人ほどの大規模大会ですが、地元の応援やおもてなしはとても良いです。水戸黄門マラソン(茨城県)公式ページ
その他(石川県、長野県)
10月で関東圏以外となると、やはり金沢マラソンと松本マラソンです。特に金沢マラソンは評判がい良いですね。金沢マラソン(石川県)公式ページ
松本マラソン(長野県)公式ページ
11月~12月
【ハーフ】
世田谷246ハーフ(東京都)
毎年、箱根駅伝に参加する学生ランナーが参加する5,000人規模の日本陸連公認大会です。特に青山学院大学の学生が多く、キッチンカーや屋台なども出店されるので結構にぎわいます。駒沢公園から国道246号を走る快適なコースです。世田谷246ハーフ(東京都)公式ページ
上尾シティハーフ(埼玉県)
毎年、豪華なゲスト、箱根駅伝の学生ランナーが多数参加する5,000人規模の日本陸連公認大会です。高低差は8mほどで走りやすく、11月中旬の開催なので気温も十分に下がり始めた時期なので、十分に自己ベストが狙えます。上尾シティハーフ(埼玉県)公式ページ
小江戸川越ハーフ(埼玉県)
5,000人規模の日本陸連公認大会。小江戸の雰囲気が漂う街並みを走れる、コースも平坦、アクセス良好、2~3日で定員になる埼玉県の人気大会です。予約制ですが駐車場もあるので車で行く事も可能です。小江戸川越ハーフ(埼玉県)公式ページ
江東ハーフ(東京都)
江東区夢の島競技場を会場とする4,000人規模の日本陸連公認大会。新木場駅から徒歩10分、コースはフラットで公認コースですが、抽選倍率は低めです。同時期に人気大会が集中してるのが原因と思われます。MINATOシティハーフ(東京都)
東京タワーを見ながら走れる5,000人規模の日本陸連公認大会です。ウエーブスタート、一部が東京マラソンと同じ区間を走る、アクセスが良いなど、毎年抽選倍率はかなり高いです。東京マラソンの雰囲気をお試し出来ます。MINATOシティハーフ(東京都)公式ページ
千葉マリンマラソン(千葉県)
ZOZOマリンスタジアムで開催される10,000人規模の日本陸連公認大会です。海浜幕張駅から徒歩15分、平坦なコースで記録を狙える、12月上旬で最高の気象状況となりやすいなど、人気がある大会です。千葉マリンマラソン(千葉県)公式ページ
足立フレンドリー(東京都)
荒川河川敷(五反野駅徒歩10分・北千住駅徒歩20分)で開催される7,000人規模の日本陸連公認大会です。秋のレースが一旦落ち着く年末となり、同時期にレースが少ないので参加しやすいと思います。気象状況も一年を通してベストな時期です。足立フレンドリー(東京都)公式ページ
【フル】
ぐんまマラソン(群馬県)
シーズン初めとなるので他のレースが少なく参加しやすい15,000人規模の日本陸連公認大会です。都内からの日帰りは可能ですが、最寄りの駅から会場内まではシャトルバスになります。9時スタートを10時にしてくれれば無理なく参加できるのですが。 ぐんまマラソン(群馬県)公式ページ横浜マラソン(神奈川県)
2万5,000人規模の大型都市型マラソンですが、日本陸連公認大会ではありません。都内からの日帰りも可能で、毎年抽選倍率は2~3倍になります。私も走りましたが、トイレも十分あり、数か所で開催される公式の応援イベントは結構楽しめます。横浜マラソン(神奈川県)公式ページ
大田原マラソン(栃木県)
伝統ある4,000人規模の日本陸連公認大会です。制限時間がサブ4(4時間切り)以上、高低差90m、給食なし、後半は上り基調など、初心者には難しい大会です。一般ランナーでもスペシャルドリンクを置ける、サブ4より早いランナーのみといった優越感が得られます。大田原マラソン(栃木県)公式ページ
つくばマラソン(茨城県)
日本中から記録を狙いに来る日本陸連公認大会です。気象状況、コース、おもてなしなど、記録を出すには最高の大会を提供してくれます。都内からの日帰りも可能で、東京駅から会場までの直行バスも出ています。電車でも可能ですが、シャトルバスでの会場入りにやや時間がかかります。つくばマラソン(茨城県)公式ページ
富士山マラソン(山梨県)
富士五湖の内、河口湖と西湖の2つを走る日本陸連公認大会です。1万人以上の規模ですが、外国人ランナーが2,000人前後参加する国際色豊かなマラソン大会です。大会名の通り、晴れていれば富士山を見ながら走る事が出来ます。当日の早朝、新宿駅から会場までの直行バス(往復)も出ます。富士山マラソン(山梨県)
湘南国際マラソン(神奈川県)
最も記録が狙える大会だと思いますが、日本陸連公認大会でないのが最大の問題点です。大会規模は20,000人で、トイレと更衣室はやや混雑します。新宿・池袋・渋谷・大宮など主要駅からの直行バス(行きのみ)が出ておりとても便利です。湘南国際マラソン(神奈川県)公式ページ
その他(大阪府、山口県)
他府県では、東京マラソンに次ぐ参加人数の大阪マラソン、サブ4より早くないとエントリー出来ない防府読売マラソンがおすすめです。大阪マラソン(大阪府)公式ページ
防府読売マラソン(山口県)公式ページ
1月~2月
【ハーフ】
ハイテクハーフ(東京都)
大会規模10,000人の日本陸連公認大会(ハーフのみ)。赤羽荒川の河川敷のレースなので、応援はほぼいませんが、平坦なコースで高低差はほぼない、自己ベストの可能性が高い大会です。雨や雪が降らなければ、気温も湿度もベストな状態で走れます。ハイテクハーフ(東京都)公式ページ
東京・赤羽ハーフ(東京都)
上記のハイテクハーフと同じ場所(赤羽荒川河川敷)ですが、大会規模は6,000人ほどです。日本陸連公認コースで自己ベストが大いに狙える大会。「ハーフの自己ベストは、前月の足立フレンドリーか東京・赤羽で出す!」という方が多いと思います。東京・赤羽ハーフ(東京都)公式ページ
新宿シティハーフ(東京都)
新宿から四谷あたりの公道を走れる5,000人規模の日本陸連公認大会です。高低差が45mほど、慶応大学病院へ救急車が出入りする時は走行ストップなど問題もありますが、東京の中心を走れる数少ない大会です。エントリーは先着順です。新宿シティハーフ(東京都)公式ページ
神奈川マラソン(神奈川県)
箱根駅伝参加の学生ランナーが多数走る、8,000人規模の日本陸連公認大会です。会場がJR京浜東北線磯子駅の目前とアクセス良好、スタート時刻が11:30と遅いので、関東圏の方ならどなたでも日帰り参加が可能です。神奈川マラソン(神奈川県)公式ページ
【フル】
ハイテクハーフ・フル(東京都)
フル5,000人規模の大会で日本陸連公認大会ではありません。赤羽荒川河川敷の開催でフル11,000円はかなり高額だと思いますが、1月にフルを入れたい場合は選択肢に入ると思います。完走メダルとTシャツはもらえます。ハイテクハーフ(東京都)公式ページ
勝田全国マラソン(茨城県)
関東圏で1月に開催される数少ない25,000人規模の日本陸連公認大会です。関東圏で最も寒い時期での開催ですが、この大会の前後に関東圏ではフルマラソンが少ないため人気が高いです。すぐに定員とはなりませんが、東京マラソン5週間前の実力試しに走る方も多いです。勝田全国マラソン(茨城県)公式ページ
青梅マラソン30km(東京都)
東京マラソンの2週間前になるので、30kmと考えると選択肢からは外れる方が多いと思いますが、東京マラソン翌週に開催される板橋シティに参加する方なら、3週間前の青梅マラソンは選択肢に入ります。日本陸連公認大会で規模は15,000人です。青梅マラソン30km(東京都)公式ページ
その他(千葉県、福島県)
最後に他府県ですが、関東圏では比較的近めのおすすめの2大会です。館山若潮マラソン(千葉県)公式ページ
いわきサンシャインマラソン(福島県)公式ページ