⏳ 2~3分の記事です。
東京マラソンの完走に必要な「完走ペース」、「制限時間と9つの関門」、「完走サポートランナー」についてまとめます。闇雲にスタートラインに立つより、この3つを知っておくだけで完走率は大幅にアップします。
完走ペース
結論から言いますと、1kmあたり8分30秒(時速7.06km)のペースで第七関門34.2kmまで走れば完走出来ます。もしもここからゴールまでの8kmをゆっくり歩いたとしても(時速4.3km)、6時間40分ほどでゴール出来ます。それでもまだ20分ありますので、途中トイレや給食、SNSの写真タイムなど寄り道をしても十分完走出来ます。
東京マラソンで完走を目指すほとんどの方は初マラソンだと思います。30kmを超えたあたりから、どこかしら足が痛くなってくるはずです。1kmあたり8分30秒(時速7.06km)のペースで第七関門34.2kmまで・・・このあとはゆっくり歩いても(時速4.3km)完走出来ますので頑張って下さい。
歩く速度は時速4.8kmが平均、早歩きは時速6.0kmが平均だと言われていますので、時速4.3kmは結構ゆっくりの歩行速度です。だいたいの目安がついたかなと思いますがどうでしょうか。
制限時間と9つの関門
制限時間は7時間、関門は9か所ありますが、先ほど書いたように1kmあたり8分30秒(時速7.06km)で走っていれば、関門も難なくクリアできます。完走を目指す方はスタートラインを踏むまで20分ほどかかりますが、そのスタートロスも想定して出したスピードが1kmあたり8分30秒です。9つの関門は以下のようになっています。
一番引っかかるのが9.9km第二関門と30.1km数寄屋橋交差点です。特に数寄屋橋交差点には、ランナーを収容する大型バスが5台ほど待機してます。ですが、
乗車禁止!頑張れ!
完走サポートランナー
東京マラソンで完走出来ない方の多くは、①大幅なスタート出遅れ、②時計をしていない、③ペース配分ミス、この3つが大きく関係しています。①の大幅なスタート出遅れは、スタート時間に間に合わなかった(寝坊・電車の遅れ・トイレの行列など)が考えらますが、②の時計を持たない③のペース配分ミスは完全に自分のミスですね。
時計やスマホのランニングアプリがないと、先ほどお伝えした「1kmあたり8分30秒(時速7.06km)」もキープ出来ないので、感覚で走る事になり完走は難しいです。やはり最低限時計(スマホ)は持って走らないとだダメです。
でも、何かしらの理由で時計をし忘れる方がいるかもしれません・・・そこで「SEIKO 完走サポートランナー」です。東京マラソンを完走出来るペースで走ってくれる完走サポートランナーが一番後方であなたを応援してくれます。
もし時計をしてなくても安心です。追い抜かれないように、又は完走サポートランナーと一緒に走ってペースをゆだねるという方法もあります。彼らと走れば余計なことは考えずに付いていくだけです。一番後ろに「SEIKO 完走サポートランナー」がいる事も忘れないで下さい。
まとめ
東京マラソンを完走するには、1kmあたり8分30秒(時速7.06km)のペースで第七関門34.2kmまで走れば、あとは歩いても完走出来ます。また、東京マラソンを完走するために、9つの関門と制限時間7時間を考えながら走ってくれる「完走サポートランナー」も一番後ろでペースメイクしてくれています。
走り始めは自分でペースメイク、あとは完走サポートランナーに抜かれないように等、あなたの完走を助けてくれるものはたくさんあります。自信を持つて東京マラソンに臨んで下さい。
9つの関門の時刻を知りたい方は、記事の中ほどに一覧表があります。